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【ネタバレ込み】喫茶ステラと死神の蝶雑感


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こんにちわ、diceさんです

 

 

先日発売されたゆずソフトの最新作「喫茶ステラと死神の蝶」をクリアしたので色々書き綴っていこうと思います

 

 

【キャラ】

キャラデザとキャラ設定を見ただけで買いたくなる衝動に刈られるのは流石のゆず

特にナツメのキャラデザはゆず史上でもトップクラスによき

キャラの魅せ方に定評のあるゆずですが今回は特に√間に差があるような気がしました

ライターの格差こんなにすごかったっけ…

 

【音楽】

OPとEDが各キャラごとに用意されており、ボーカル付き楽曲が計6曲

OPは最初に聞いたときはインパクト不足かなって思っていたのですが聞けば聞くほど良く感じるスルメ曲

https://youtu.be/M-yz3abHY3o

EDは特に映像面に拘りを感じました

BGMは特にこれ、といったものは無かったが違和感もなく無難に良かったと思います

 

【システム】

必要なものは全部あり、フローチャートやボイス登録等至れり尽くせりのいつものゆずソフト

この当たりは他の会社も見習ってほしいところ

 

 

【あらすじ】

 

主人公、高嶺昂晴はある日、不慮の事後で死んでしまう

が、気がついたらその日の朝に戻っていた

 

事故が起きた場所に向かうと、そこには鎌を持った「死神」を名乗る女の子としゃべる猫に出会う

 

「まだ死は回避されていません」そう告げられ、死の運命から逃れるために何故か、喫茶の開店を手伝うことになる

 

死を乗り越えたが、死の因果から逃れるためには現世でのやりたいこと、目標を探すことが必要らしい

「せめて、彼女が欲しい、リア充になりたい!」

 

 

【簡単キャラ紹介】

明月栞那


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死者の魂である蝶を還す死神

下ネタを自分から振るほどおおらかだが自分に振られると弱いかわいい

膝枕シーンが多分に存在する隠れバブみキャラ、バブみ怖い

いつもの車の人、にひひ

 

四季ナツメ


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ゆずソフト随一顔がいい女(自分調べ)

大学では異性から絶大な人気を誇るも告白は全て断り、「孤高の撃墜王」の異名を持つ

冷たい印象だが話してみると意外とノリがいい

かわいい

 

墨染希


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主人公の幼馴染

家に来ては朝ご飯を作ってくれる仲であり、放っておいても勝手にルートに入って幸せになる気配しかない

年は下だけど主人公とは冗談を言い合ったり砕けた対応をしてくれる、かわいい

その体で異性として見れないは嘘でしょ

僕のママ

 

火打谷愛衣

喫茶ステラ準備期間に希望して入ってきたバイトちゃん

希の昔からの友人であり、ナツメの通っていた学園の生徒だったりと他ヒロインとの繋がりを持つ

明るい性格に隠れガチだけどかわいいもの好きでめっちゃ乙女

元水泳部らしく日焼け跡がえっち

ドエロ谷愛衣


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汐山涼音

喫茶ステラのキッチン担当のお姉さん

プロのパティシェで、喫茶ステラの生命線であり裏のボス

仕事はキッチリこなすが、私生活は大雑把だったり

ゆずのサブキャラは賑やかし担当みたいなのが多い印象だったけどどの√でも先輩として主人公の背中を押したりとサブとして超有能キャラ
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以下ネタバレ込み個別√感想なので未プレイは回れ右

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【栞那√】

共通の目的で行動する死神さんと次第に恋に堕ちるお話

と聞くとなんだかヤバいお話に聞こえるけどわりと普通です

 

主人公君が友人から恋愛事に悩んでいる人がいるということで相談を受けます

早速その人と話をするのですが自己評価が異常に低く、恋愛にネガティブになってしまったことで蝶を呼び寄せてしまいました

同じく自己評価の低い主人公君と同期し、蝶に飲まれそうになりますがなんとか正気を保ち、無事相談に乗って解決に導くことができました

自分も自己評価に乏しい人間なので同期しかけました、危ない


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そこで自分の恋愛にも積極的になりたいと思う主人公君が、過去に一緒にスマホを買いにいったりしてちょっといい感じに思っていた栞那をデートに誘います

栞那も死神なのでそういった遊びには慣れてなくて遊園地で一喜一憂する姿は可愛かったですね

 

そこで告白しようとするも告白する気配を察した栞那は、死神の成り立ちを話すことで牽制します

死神は蝶の成れの果ての姿で一定の仕事をすると現世に人として転生する存在なので付き合ってもなんの益にもならない、だから付き合えないということですね

そこで一旦解散しますが諦められない主人公君は再度告白し、転生するまで限定、自分が消えた後も笑っていて、という条件付きで交際します

その期間を恋人として過ごすも、残されていた時間は短く、二度目の遊園地デートで消えてしまいます

観覧車でのやりとりは主人公君を思う栞那の心情が伝わってきて好きなシーンの一つですね


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過去作であるサノバウィッチの寧々ルートでも似たような展開がありましたが今回はどう転ぶかワクワクしてました

 

笑顔でいるという約束も栞那をなくした喪失感から守れず、その感情から主人公君は再び能力が発動し、蝶パワーで栞那が復活!

 

はい、ガッカリポイントです

死神という存在上、消えたままビターエンド、もしくは転生先と出会う展開がベターかなぁと想像しながらワクワクしてましたがまさかの力業で感動の欠片もない再会になってしまったのが残念でした

 

先にあげた「サノバウィッチ」では柊史君の文字通り命賭けの賭け、賭けに反対しながらも後押しした七緒、そして2周目の寧々の孤独があったからこそ再会が「映えるシーン」として描かれていたが印象的でした

 

今回はわりと短いスパンで主人公君が根をあげて消えたヒロインとの約束も守れず、「生きたまま会いたい」と祈っただけで超パワーで復活してしまい何の葛藤もなかったでので全く心が動かされなかったというのが正直なところ

 

それに序盤に死を回避して神的な者から命を狙われてたのにその力で新しい人間を作るのはセーフ、っていうのも納得は出来ませんでした(一応の説明はあったが)

 

 

 

その後は人間として生を得た栞那は住む場所も無いため、(一応)一人暮らしの主人公君と同棲を始めます

 

お互い自身の恋愛にはウブで一々エロいこと考えちゃうのは共感できて面白かったですね

誰だってそうする、俺もそうする


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希ちゃん裏で泣いてそう

 

 

その後主人公君と父親のわだかまりを解決すべく父親と対話する機会を作り、お互いの誤解も溶け、円満エンド

 

不器用な親子が、前世から孤独を見ていた栞那を通じてお互いに話し合い和解するシーンは好きな家族愛の話でいつものゆずらしく「イイハナシダナー」で終われただけに中盤のガバがホントに惜しいと思いました

 

「死神と蝶」の話の核心√でかつ、パッケージヒロインということで最後に回しましたが自分の感情に起伏が感じられず、少し残念な印象が強いです

 

 

あ、でもエピローグで主人公とヒロインの子供が出るのは好きだからもっとやってどうぞ



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【ナツメ√】

過去の出来事に捕らわれ、自己肯定感が薄い少女を救い、未来に希望を持たせるお話

 

普段は他人をあまり寄せ付けない雰囲気のナツメですが、店の開店準備や開店後の主人公君の働きに一目置くようになり自分からバーに誘って二人で飲むような仲になります

 

ゆずは学園ものを主軸に置いているのでお酒が絡むのは結構珍しいですね

 

普段はクールなキャラだけどほどよく酔って口が軽くなるナツメかわいい

こういうのもっとやってほしいですね、はい



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ナツメは過去に病気でクリパのタコパに参加できなかった、という愚痴を聞いていたのでクリスマスにタコパをしたり年末年始のイベントで出す屋台の準備を二人を中心にこなしたりと仲を深めていきます


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近づいてみると意外とノリが良かったり、好戦的な面があったりと新たな魅力が見れて個別に入ってからは付き合ってない状態でもこの辺は台パンしながら読み進めていました

 

屋台では中華マンを出す、ということになり主人公が冗談のつもりでいった「チャイナ服で売れば繁盛する」というのを主人公君への喫茶での恩を返すために自分から実践する健気さもたまりませんでしたね

 

前作ではコスプレする設定をつけながらも全く生かされなかったヒロインもいたので反省が生かされててとてもいいですね


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仲を深めるイベントと同時に話の本筋である蝶の話も出てきます

年末の屋台、そして一緒に初日の出を見に行くと、いい雰囲気になりナツメの方からキスをするもその場でははぐらかされてしまいます

 

 

後日主人公のほうから告白するも

「自分はもう長くないから」

と拒否を見せます

 

ナツメは過去に自分の病気のせいで周りとの温度差を感じ、親も自分達の夢である喫茶経営を諦めたと感じており自己肯定感が低い人間でした

そのため現世への執着が低く、蝶に引っ張られて下手すれば死んでしまう危険性をもっていました

それを危惧した栞那とミカドが、ナツメの夢でもあった喫茶開店を手伝い始めたという経緯がありました

しかし喫茶を始めた今でも親への罪悪感は消えず、そのうち死んでしまうだろうということでこれまで友達関係を諦め、主人公君の告白を拒絶しようとしました

 

懸念通りその後ナツメは倒れてしまうが、普通に目を覚まします

自分では未来はないと言いつつ、喫茶での充実感、主人公君への想いから現世に少しずつ希望を無自覚ながら持っていたんですね

 

まあそうじゃなきゃ自分からキスなんて云々


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目覚めた後に晴れて告白の返事をし、付き合い始めます

大学では抜群の人気をもっていたため、付き合い始めたことに不満を漏らすウェイどもが出ますがそれらを一蹴するナツメさんイケメンすぎますよ惚れた

 

その後はゆずお得意のスーパーイチャラブタイム

付き合ってからというか、自己肯定感への悩みが無くなってからはわりと積極的にくるのかわいすぎましたね

好感度もあがるにつれえっちにも積極的になっていくのもたまらんけしからん

 

最初のHシーン前に主人公君の袖を掴むシーン、あれを文字だけじゃなくて絵を用意してくれてたの50000000000diceポイント進呈したい


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最後は最初のメイド服で喫茶店をしたいというナツメの夢を叶えるべく主人公君が奮闘し執事イベントを開き、さらに昔の病院で合った知り合い達と同窓会をしてナツメの心残りを無くしていちゃラブend

 

過去を肯定し、付き合ったあの時点ですでにナツメの問題はほとんど解消されていたけども最後に心残りも無くしてあげるイベントがあったのは個人的にも良かった

 

それと僕はピロートークシーンが大好きなのでそのCGがあったのもポイント高いです


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進めば進むほどナツメというキャラの魅力が伝わってくる良ルートでした

 

 

【希√】

 

付き合いが長すぎて異性として見なくなった幼馴染との恋心を思い出し、添い遂げるお話

 

主人公君が死を完全に回避するため、「彼女を作る」と目標があったものの、それに繋がる行動をとれないままクリスマスを目前に迎えてしまいます

他のキャラのお膳立てもあり、希と某ネズミーランドデートをすることに成功します

あの距離感のやりとりをしておいてくっつかない違和感が他のキャラも感じていてよかった←

幼馴染の友達感覚の距離感からふとしたきっかけで異性を感じる瞬間が大好きなのであのシーンはかなりお気に入りです

CGの希の表情もgood
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その後、希の実家の神社に赤い蝶が見られ、アクシデントが多発するようになります

 

それを治めるため、毎年舞いを奉納していたが、神主である希の父がケガをしたことで舞いは中止、毎年呼んでいた巫女も来ないことが決定してしまいました

 

しかし、そうすると赤い蝶の影響が続いてしまうため、なんちゃって巫女だった希が奮起し、舞いの練習をします

舞いの練習やステラの仕事で希を支えることで互いの恋心が明確になっていく描写がいいですね

 

舞いが成功し、お互いが恋心を隠せなくなり、告白して付き合うようになります

希の方が、いつも見ていたから主人公君の気持ちに気づく展開控えめに言って超好き

「今は…墨染さん…かな」でトキメキが上昇しましたそうだよ墨染さんだよ!

 

その後希の方が幼少期から恋心があったことが発覚するんですけどこういう幼馴染がいるゲーム、秘めていた恋心を思うと他の√で少し悲しくなるのは僕だけじゃないはず


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そして付き合ってからもデートを重ねるもデート中車に轢かれそうになるなど、アクシデントが再開してしまい、赤い蝶が治まっていないことが判明します

その理由が栞那いわく「希の舞いが下手だったから」


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頑張ったのにかわいそう

 

結論から言えばその説も間違いだったしこの√死神サイドが露骨に無能すぎませんかね

一応メインヒロインなので他の√で無能感を出されてしまうと微妙な気持ちになってしまう

 

 

あと朝武さん、本当に一流の巫女だったんですね…


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その後、本当の伝承を知り蝶と対話することで平和的解決!なんだけど伝承部分はやるならもう少し掘り下げて書いて欲しかったですね…

赤い蝶にまつわる話が全て本や人伝の「伝聞」の形でしかなく、過去に酷いことをされたと聞いてもずっと他人事のように感じました

赤い蝶視点で昔の話をやればもうすこし物語に没入できたと思う

 

展開も良くも悪くも予想通りというか予定調和感が否めませんでした

 

 

幼なじみでキャラ性能が強く、付き合うまでの展開が良かっただけに核心部分を少し頑張って欲しかったです

 

最後のCGは希が成長してる感じが出てて好き
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【愛衣√】

友達を失ったことで部活から逃げ、バイトに生きる少女から友達を取り戻すお話

 

あるきっかけから愛衣にも蝶が見えていた(もやもやとだけど)ことが発覚します

愛衣はもやもやが見えたらそれを見ると消せる、つまり蝶を捕らえることができる異能者でした

そのことが死神の蝶を捕らえる業務に役に立つということで主人公や栞那の仕事に協力することになります

 

そのことから主人公君と愛衣が行動を共にしたり、一緒に帰ることが多くなります

 

そこからプールデートやお家デートを重ね、次第に親密な仲になっていくのですが、眼鏡愛衣ちゃんの火力がヤバコイルwwwでしたね

家だけとか勉強するときだけ眼鏡をかけるキャラは良キャラ

母親に聞き耳たてられて慌てる愛衣ちゃんも満点


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ここで二人の仲を端から見て気にしていたステラメンバーから女子会という名の尋問会が開かれます

主人公君と仲を深めていたものの「恋愛」という側面から逃げていたものの周りの推しもあり、好きを自覚していきます

ヒロインと1対1の作品もいいけどこうして他の√のヒロインも参加して色々してくれるの好きなので女子会の話は結構好きです


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年をとったせいか完全に涼音さんと同じ目線になるバグ

 

そしてバレンタインの日にまた主人公君と愛衣ちゃん二人でいつものショッピングモールに行き、ついに愛衣ちゃんから告白します

恋愛に奥手な主人公君が愛衣ちゃんの思わせ振りな行動に「勘違いしちゃうから…」と一回撒こうとしますが「勘違いしちゃってもいいですよ…」と勇気を出した初々しい告白は主人公君だけでなく全オタクに刺さったこと請け合いの作中屈指の良シーンでした



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これこそがゆずに求めてたものだ…

 

その後も恒例のイチャイチャタイム

 

どんどん性癖を晒すのに躊躇いが無くなってく主人公君に呆れながらも好きだから付き合っちゃう愛衣ちゃんが可愛すぎる


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その後は話の中軸にもなる愛衣の友達とのお話になります

 

かつて愛衣ちゃんは部活で伸び悩む友達に蝶を消す能力を「おまじない」と称して使っていたことで友達がそのおまじないに依存してしまいます

これはいわゆる「ズル」のようなものなので愛衣はおまじないをすぐに辞めてしまうのですが友達がこれに怒り、仲違いして愛衣は部活を辞めてステラにバイトに来ていたのでした

問題を解決するために友達と合って話をしようとするも罵声を浴びてしまい、ショックから今まで捕まえてきた蝶を解放してしまいます

そこに主人公君が駆けつけ、気絶した愛衣を目覚めさせることで愛衣の能力が覚醒します

ご都合主義に見えるが深くは考えるな、愛の力は絶対なのだ!

 

そこで蝶を垣間見た友人に事情を話して和解し、今後練習に付き合う約束をして解決

 

友人ちゃんにやむにやまれぬ事情があれば和解して大団円にも違和感が無かったと思うけど友人サイドがわりと純粋にクズだったので愛衣ちゃんが割りを食った感じでちょっとかわいそうでした

 

 

最後にめちゃくちゃ言ってますがイチャラブ側が強かったのでこの√はかなり満足度が高いです

 

 

【涼音√】

過去の失敗を引きずるキッチンのお姉さんとのお話

主人公君が彼女欲しいと言いつつ行動しないため、見かねた希が「もう誰か年末年始女の子を誘え」と言い出されます

ここで「希のヒモになりたい」と冗談で返すも「ホントにそうなりそうだから…」ってあれこれ希ルートだっけ


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失礼、話を戻します

それでこれまでキッチン同士で絡むことの多かった涼音さんの顔が思い浮かび、勇気を出して誘います

 

ここで涼音さんは正月の3日には実家から帰るからその日に、という約束することに成功します

年上だけど男性経験が無くて裏でドキマギするお姉さんキャラ、控えめに言ってすこ


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そして仲を深めていくにつれ、違和感に気づくようになります

前職場で「500円以内のものでおいしく作る」という議題のコンペで、味は勝っていたが値段が張ってしまったため他の人に負けた、と言っており、主人公君は納得していました

しかし納得していたら涼音さんに蝶が発生する理由が無いんですよね

 

そこで問い詰めたところ「本当は味でも負けていたんじゃないか」という不安が日に日に大きくなり、結果蝶を読んでしまうまでになってしまったとのことです

 

これを知った主人公君が涼音さんを支えたいと思い、私生活のお世話や、キッチン業務のバックアップ等奮起することになります

 

好きという感情からお互いが頑張れるシーンいつ見てもいいですね

 

そして前職場のオーナーが審査員の大会が開かれることを知りそこに向かって二人で頑張り、優勝して自己肯定を取り戻しend

 

 

サブヒロインということもありキャラの掘り下げも浅く、少し残念でしたが余裕の無い年上お姉さんとのあれこれはとてもかわいいので必見

 

涼音さんというキャラは頼りになるお姉さん枠で他√で輝くキャラだったなと再認識

 

【総評】

共通パートや日常シーンで魅せるかわいさは健在でゆずに期待していた「かわいいキャラとイチャイチャしたい」というのは概ね達成したと思います

ただ先の√感想で批判が目立つ要因としては「シリアスパートの転がし方が良くなかった」というところです

 

ゆずはこれまでシリアスパートを個別√によく使っていましたが、シリアスも「キャラの魅力を引き出すスパイス」として一役買っていました

例をあげると前作の「RIDDLE JOKER」では七海√では、仲違いする→→餃子パンパン→→かわいい

茉優√では、正体バレ→→くそ雑魚心理戦→→かわいい

みたいな

 

今回は核心部分ではそれのみに特化していたのか、キャラの良さがシリアスパートを通じて伝わってくるシーンが過去作と比べて圧倒的に少なかったように感じました

ゆずのシナリオに期待しているのは涙を流すエンディングではなくキャラのかわいさ一本と言っても過言ではありません

かわいさを犠牲にした割にシリアスパートが今回は雑さが目立っていたように感じてしまいTLの感想でよく見た「シリアスが邪魔」状態になってしまったように感じました

 

ゆずはこれまで「サノバウィッチ」や「DRACU-RIOT!」のような能力もので良作を出してきましたが近年はその影を追って失敗しているイメージがあるので「のーぶるわーくす」のような能力なしの学園ものがそろそろ見たいですよゆずソフトさん

 

わりとボロクソに言ってる感はありますが基本ゆずのイチャラブは好きな信者なので次の作品もおそらく買います

 

 

以上になります

批判多めな感想になってしまったので文句は受け付けます

最後まで読んでくださりありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

シリアスないゆずソフトがやりたいならまどソフトとかSMEEやればいいと思います