江戸の彼方で逢いましょう

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PARQUET 雑感


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ゆずソフトのサブブランドであるゆずソフトSOURの記念すべき一作目の作品「PARQUET」をクリアしました

 

 

いいところをあげるなら

 

・相変わらずのイラストアド

むりこぶやこもわたがロープラでも普段通りの仕事をしてくれた、それだけでも作品の強みの一つにはなると思う

 

・システム面

お気に入りボイスやフローチャートなど他のゲームも見習って欲しいレベルの充実さ

 

 

 

以下悪口、苦手な方はブラウザバック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何がしたかったのかわからないシナリオ、これにつきる

中盤まではキャラのよさを見せつつ日常を進むいつものゆずソフトって感じでよかった

終盤のシリアスパートのこれなに?感がすごかった

 

犯人は誰だ…?みたいな空気を出してたけど考えられるのは一人しかいなかったし結局主人公の特殊能力使って3分くらいで解決

その後もほぼほぼ予定調和的に進んで終わり

 

情緒もなにもなかった

 

 

元々ゆずはこれいる?っていう謎シリアスは毎回入ってたけどそれが許されていたのって

・キャラの魅力やイチャラブが強い加点要素になってたからシナリオのマイナスがあってもトータルでプラスになってた

・ヒロインと付き合う→絆を深める→シリアスに二人で立ち向かって解決する、っていうテンプレの流れがあったから円団ムードで終われる

 

の2点があったからだと思うんだけど今回のような恋愛要素のないゲームでやられると虚無しか残らないんですよ

 

 

今まで設定やシリアスを生かしたシナリオで評価された作品もない(精々寧々√くらい)しエッチがないことは差し引いてもゆずお得意の恋愛描写は抜くべきではなかったと思うしこの路線でいくなら外注のライターを呼ぶべきだったと思う

 

ロープラやエロなしでも「ATRI」だったり「星空鉄道」だったりシナリオで評価されてるゲームはあるけどそれはそれができるライターを呼んでたしそういう動きもなかった

 

エロゲは昔からイチャラブメインの「キャラゲー」、泣けるシナリオの「泣きゲー」のようなジャンル分けがなされているがいつものゆずソフトから恋愛を抜いた結果、どこにも属さない虚無が生まれてしまった感じである

 

 

 

強いて言うならVtuberを宣伝に使ったり全年齢にすることで今まで取り込めなかったキッズ層をメインターゲットにし、複雑ではない簡潔な作品に仕上げたかったのかな、とは思う

 

ようは今回は我々のような「普段からエロゲを嗜んでる人」はターゲットではない作品じゃないから文句を言うのは筋違いと納得するしかない

 

 

 

 

と思ったけどそれでゆずの主力絵師やライター使って肝心のエロゲの発売を遅らせてるのはどうなの???

 

 

 

シナリオ読み終わった後に出たアフターストーリーはしっかり恋愛ものの雰囲気になってかなり良かったし尚更なんでこの路線にしなかったの…って感想しかなかったです

 

 

 

 

終わりに

 

めちゃくちゃ言ったけどキャラは本当にかわいかった

特にリノは自分に刺さってたし二人のやりとりはニヤニヤできた

それだけにやはりゆずソフトお得意の恋愛表現は18禁でなくても見たかったし作る人を変えないならそうして欲しかった

 

でもアフターストーリーはいつものゆずになっててよかったしここの続きがFDとして出てきたらテノヒラクルーしちゃう可能性は大いにあります

 

ゆずはFD出さないけどサブブランドだし期待してもいいよね…?